2012年 09月 07日
帝国主義戦争の後遺症今も…「領土問題は存在しない」では解決できません |
今年度の予算を執行するための赤字国債発行法案や衆議院の選挙制度を改革するための法案は廃案となりました。。
共産党の志位委員長は党の議員団総会であいさつし、「民主・自民・公明の3党が談合し、消費税の増税が強行されたが、戦いはこれからだ。増税の実施時期が近づけば近づくほど、国民の怒りと不安は高まっていく。増税に『ノー』を突きつけるとともに、原発からの速やかな撤退と再生可能エネルギーへの転換を訴えて、衆議院選挙での躍進を目指す」と述べました。
わたしは、午前中三原市内で街頭から、領土問題について訴えました。
終戦の日を控えた8月10日に韓国の李明博大統領が「竹島」に初めて上陸して以来、尖閣諸島に香港の民間団体の活動家14人が上陸するなどし、日本とアジア近隣諸国との間では緊張が高まっています。
もちろん相手を威嚇するような行為や避難の応酬は、いたずらに緊張を高めるだけ…。
明治維新後、天皇を元首とする日本が行った日清・日露戦争。そして昭和になって15年間にわたる侵略戦争は、多大な犠牲を出しただけでなく、日本と近隣諸国との間に大きな溝もをつくりました。
戦後はアメリカとの軍事同盟によって事実上の従属国となり、「領土問題は存在しない」と近隣諸国との関係に真正面から向き合わないできました。新しい国作りには、歴史の教訓に学ばなくてはなりません。
写真は本町の、曹洞宗・宗光寺。山門は、小早川隆景の拠城であった新高山城の城門といわれています。桃山時代の豪快な形式で、国の重要文化財。街頭演説の途中、寺田さんに教えてもらいました。屋根の反り具合がクールです。
by hirosima6kujcp
| 2012-09-07 22:29
| 尾道三原地域