2012年 06月 07日
国保値上げ反対の請願署名6742筆を三原市議会に提出 |
本日、三原市国保制度をよくする会が、国保税の値上げ中止を求める請願署名・6742筆を三原市議会議長に提出しました。3月議会で賛成多数で可決された今年度12.3%の値上げに対し、多くの住民は、短期間に踏み込んだ反対運動を起こしたものです。
これに先立つ5日、三原市は12.3%を9.7%に値上げ幅を圧縮すると発表しましたが、この間の調査の中で実は、国保会計は赤字ではなかったことが明らかになったためです。基金が2億8千万円ものこるわけですから、値上げなど到底容認できないと、事前の集会で会のメンバーは決意を新たにしました。写真は、実は赤字ではなかったことを報告する共産党の寺田元子議員です。 今回、三原市が違法な国保積立金分5400万円は予算計上しないとして。値上げ幅を圧縮しましたが、基金から1億5000万円繰り入れ、さらに一般会計の予備費から繰り入れるなどすれば2億3000万円の財源があり、1円も値上げする必要はなくなるとの議員からの説明に、署名提出にも力が入ります。 藤井康子副会長より請願の趣旨の説明がありました。21年度は9.7%の値上げで、200万所得の4人家族で31万円。今回の値上げでは。実に39万8千円にもなり、支払えば暮らせず、食えば支払えずで、もう値上げも限界となっています。
「75歳以上は別の保険制度ですが、今回の署名の多さから見ても、値上げへの関心の高さや国保制度を頼みに思う市民の総意は明らかだ。一般会計からの法定外繰り入れを行わなくては、制度を支えることは難しい。議会においても真剣に討議してもらいたい」との問いかけに、白須均議長も「このままでは国保制度が持たない、との認識はある」と回答。国保会計予算の修正提案を多くの議員に訴えていきたいと、寺田議員、高木議員は意欲を新たにしていました。
これに先立つ5日、三原市は12.3%を9.7%に値上げ幅を圧縮すると発表しましたが、この間の調査の中で実は、国保会計は赤字ではなかったことが明らかになったためです。基金が2億8千万円ものこるわけですから、値上げなど到底容認できないと、事前の集会で会のメンバーは決意を新たにしました。写真は、実は赤字ではなかったことを報告する共産党の寺田元子議員です。
by hirosima6kujcp
| 2012-06-07 18:21
| 医療保険制度