2012年 09月 15日
政府が「30年代原発ゼロ」決定したが… |
福島第1原発事故から1年半経ちましたが、未だ事故は収束せずしていません。政府が6月に強行した大飯原発再稼働は、道理も科学的根拠もなく夏場の電力も足りていたこと等、必要性がなかったことが明らかになっています。国民世論も大きく変わり「原発ゼロ」をめざす声は、国民の多数となりました。
政府の「新エネルギー戦略」は、電源としての原発に固執しながら、総選挙を意識して一部世論に配慮した形となっています。共産党は「すべての原発からただちに撤退する」政治決断を行うことを強く要求しています。原発を稼働する限り、核のゴミは増え続けるからです。
9月14日(金)、官邸前抗議行動(首都圏反原連)に連帯して、広島県三次市でも三次警察隣の天神公園で夕方6時からパレードが行われました。開始直後は10人程度でしたが、マイクで訴えながら歩き始めると、少しずつ子どもさんを連れたお母さんが1組2組と増えていき、20名以上に…。発光ダイオードの提灯も準備されており雰囲気を盛り上げました。
広島県でも各自治体で、学校給食の放射能検査に取り組むことを発表しました。しかしその取り組み内容には問題点もあるようです。「子どもたちが給食を食べ
る前にはかってほしい」「1つ1つの食材をはかってほしい」「最初の数か月だけでも毎日はかってほしい」「基準値以下でも公表して欲しい」など、たくさんの声を行政に届ける必要があります。ちなみに日本の食品の放射能基準値は100ベクレルですが、ドイツ放射線防護協会は、大人8ベクレル、子ども4ベクレルを制限値としています。
子どもたちを守るのは、われわれ大人の責任ですね。
広島県教育委員会 健康教育課 ☎082-513-5036
by hirosima6kujcp
| 2012-09-15 14:03
| 原発・エネルギー