2012年 10月 13日
社会福祉法人「あらくさ」がチャリティコンサート |
「あらくさ」は25年前に、旧甲奴町内の公民館の1室で、在宅障がい者の働く場、集まれる場所としてスタートしました。97年には社会福祉法人となり、98年には社会就労センターあらくさ及びあらくさ共同作業所が開所。以後精神障がい者のためのグループホームや相談施設、ヘルパー派遣事業など地域のニーズに合わせて事業化を進めてきました。
ところが、全国的な反対運動にもかかわらず2006年に「障がい者自立支援法」が施行され、グループホームや地域生活支援センターが廃止になるなど、国の政策決定によって翻弄されます。
現在は生活介護事業所「あらくさ」、就労移行支援事業所「夢工房ねむの木」、2つの短期入所事業や三次市高齢者配食サービス、相談事業などを行っています。
「あらくさ」は新たな事業を行う時にはチャリティーコンサートに取り組み、地域社会と一緒に事業を拡大してきました。わたしは今回初めてコンサートに参加しましたが、携わってこられたみなさんの、25年にわたるたゆまぬ努力に、感銘を受け深い敬意を感じました。もちろんコンサートは楽しかったです。音楽指導を担当されたのは、作曲家でうたごえ広島協議会のリーダー高田りゅうじさん。利用者のみなさんから花束をもらって嬉しそうです。
甲奴に行けば必ず山岡酒造に立ち寄ります。幻の酒米「亀の尾」を使った純米吟醸酒「瑞冠・山ハイ仕込」と純米大吟醸の酒粕を購入。これから熱燗が美味しい季節になります。大きめのガラスのお猪口で電子レンジでチンすれば、身体も心も温まります。地元の杜氏が心を込めて作った日本酒はいかがですか…
by hirosima6kujcp
| 2012-10-13 21:50
| 三次庄原神石地域